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経路検索だけではない「mixway」で実現する3つのベネフィットとは

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  ヴァル研究所では、あらゆるモビリティに対応する複合経路検索サービス「mixway(ミクスウェイ)」を提供しています。 今回は、この「mixway」が持つ機能について、導入を検討していただく企業様や自治体様、そしてサービスをご利用いただくお客様にどのようなベネフィットをもたらすのか、3つのポイントに分けてご案内します。 MaaS(Mobility as a Service)の実現や、地域交通の課題解決に向けた企画・開発をご検討中の皆様のご参考になれば幸いです。 1. 多様なモビリティを「混ぜて」検索できる利便性 「mixway」は公共交通機関(鉄道・バス・飛行機・船)に加え、シェアサイクルやオンデマンド交通、徒歩など、あらゆる移動手段を組み合わせた最適なルートを提示できるのが最大の特徴です。 例えば、駅から目的地までが遠い場合、これまでは「徒歩」か「タクシー」の二択になりがちでしたが、「mixway」では「鉄道×シェアサイクル」といった複合的な経路を案内することが可能です。 これにより、ユーザーの移動の選択肢を広げ、出発地から目的地までの移動をよりスムーズにします。 2. 「検索」から「予約・決済」までシームレスに誘導 単純に目的地までの経路を案内するだけでなく、移動に必要な乗車予約などのシステムへの誘導も可能です。 例えば、愛媛県の「みきゃんアプリ」や杉並区の「ちかくも」の事例のように、経路検索結果からデジタルチケットの購入画面やオンデマンド交通の予約画面へ直接遷移させることが可能です。 ■参考 ・プレスリリース「愛媛の地域決済アプリ「みきゃんアプリ」と複合経路検索「mixway」が3月28日より連携開始!」 ・プレスリリース「1月8日より始動する“杉並区産MaaS”に参画。小さい移動が大きい移動を生む地域活性化を目指して」 「行きたい」と思ったその瞬間に、予約や決済といった行動へアプリなどを跨がずにスムーズに誘導することで、ユーザーの離脱を防ぎ、地域内での移動や消費をさらに促進します。 3. 検索ログ活用による潜在的な移動需要の把握 サービスを提供する側の利点として、ユーザーが「どこからどこへ行こうとしたか」という経路検索ログを取得・活用することが可能です。 このようなデータは地域の交通網の...

シェアサイクルを使いこなす! 「ポート情報」でシームレスな移動体験

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  いつも「mixway」をご利用いただき誠にありがとうございます。 近年、都市部や観光地で普及が進んでいるシェアサイクルは、私たちの移動手段に新たな選択肢となっています。 そして、その利便性を引き出す鍵となるのが「ポート情報」の案内です。 今回は、このシェアサイクルの「ポート情報」が具体的にどのようなもので、シェアサイクル利用者の皆様にどのようなメリットをもたらすのかを解説します。 1. シェアサイクルの「ポート情報」とは? まず、シェアサイクルにおける「ポート」とは、自転車を借りたり返したりするための専用の拠点(駐輪場)を指します。 「ポート情報」は、単に駐輪場の位置情報を示すだけでなく、ユーザーが実際に利用する上で不可欠な、様々なリアルタイムなデータを含んでいます。 ■「ポート情報」の内容 ポートの基本的な情報(静的データ) 緯度経度:ポートの正確な地理的位置情報 外観の写真:ポート周辺を確認できる写真 ポートのリアルタイム情報(動的データ) 満空情報:ポートに自転車があるか、または空きラックがあるかという貸出/返却可能な状態 特殊な空き情報:例えば「ドコモ・バイクシェア」のポートでは、「残っているラック数以上に返却できるか否か」といった詳細な情報も追加提供可能 このように、ポート情報は「ポートがどこにあるか」という位置情報と、「今利用できるか」というリアルタイムな稼働状況を合わせ持った情報です。 2. 緯度経度・貸し出し情報がもたらすメリット ポートの緯度経度や貸し出し/返却情報が提供されることで、便利にシェアサイクルを利用でき、ユーザーの移動は快適で効率的なものになります。 これは、鉄道、バス、タクシーなど交通機関の移動手段をシームレスに繋ぐMaaS(Mobility as a Service)の概念に直結します。 <複合経路検索の利便性> 緯度経度情報があることで、シェアサイクルを「公共交通と組み合わせた移動手段」として経路検索に組み込むことが可能になります。 複合経路検索:鉄道、バス、徒歩といった従来の公共交通手段に加え、シェアサイクルを組み合わせた「マルチモーダル」な経路が検索できます。 これにより、駅やバス停から目的地までの...

国土交通省が推進する「地域交通リ・デザイン」と「交通空白」解消に向けたシステムとは

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現在、地域の人口減少や地域の足となるバスのドライバー不足により、鉄道やバス路線の減便・廃止が課題となっています。 これに対し、国土交通省は令和6年7月に「交通空白」解消本部を設置し、令和7年度からの3年間を「集中対策期間」と定めるなど、対策強化に乗り出しています。 今回は、国や自治体が進める「地域交通リ・デザイン」の概要について解説したいと思います。 ■「交通空白」とは 「交通空白」とは、鉄道駅やバス停から遠い地理的な空白地帯だけを指すのではなく、運行本数が極端に少ない、公共交通の予約が取りづらい、乗り継ぎが不便など、地域住民が日常生活を送る上で「移動の足がない、または利用しづらい」状態全般を指します。 また、主要駅から観光地までの「二次交通」が不足し、観光客が移動しづらい交通空白も課題とされています。 ■ 「地域交通リ・デザイン」とは 従来の公共交通だけでは上記の課題解決が困難となっている中、国土交通省は「地域交通リ・デザイン(再構築)」という方針を掲げています。 これは、地域のあらゆる輸送資源を総動員し、持続可能な交通ネットワークを作り直す取り組みです。 ① あらゆる「足」の総動員 バスやタクシーといった既存の公共交通だけでなく、以下のような移動手段を組み合わせて地域交通に活用します。 ●公共ライドシェア・日本版ライドシェア  自家用車や一般ドライバーを活用した移動サービス。 ●デマンド交通・乗合タクシー  予約に応じて柔軟に運行する交通手段。 ●スクールバス・福祉輸送の活用  従来は特定の目的のみに使われていた車両を地域住民の移動手段としても活用。 ② 「地域の足」と「観光の足」のハイブリッド化 住民の生活路線と観光客の移動手段を別々に考えるのではなく、統合的(ハイブリッド)に確保することで、利用促進から収益化に繋げ、路線の運用維持を図る戦略です。 ③ デジタル技術の活用 これらの多様な移動手段を効率よく運用し、利用者にとって使いやすくするためには、AIオンデマンド交通などのデジタル技術の実装が不可欠とされています。 ■多様な交通を一括で扱える「mixway API」 こうした国が掲げる「地域交通リ・デザイン」施策を実現するためには、新しく導入されたデマンド交通やシェアサイクルなどを、利用者が簡...

交通空白地帯とは?3分で分かる基礎知識

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いつも「mixway」をご利用いただき誠にありがとうございます。 みなさんは「交通空白地帯」をご存じでしょうか。 その名の通り、一定の距離に駅やバス停などの公共交通が無く、空白化している地域の呼称です。 「交通空白地帯」は全国に存在しており、今回は「交通空白地帯」とは何なのかという基礎的な解説をいたします。 1.交通空白地帯とは 現状、「交通空白地帯」の定義は定まっておらず、以下のような条件を伴う地域は「交通空白地帯」に当てはまる可能性があります。 なお、資料によって定義が異なりますのであくまでも参考としてご確認ください。 例1)半径1キロメートル以内にバスの停留所、鉄軌道駅、海港及び空港が存しない集落 ※国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱」 例2)交通機関が充実している都市では、駅からは半径500m以上、バス停から半径300m以上が空白地域、地方では、駅から半径1000m以上、バス停から半径500m以上を空白地域 ※国土交通省「地域公共交通づくりハンドブック」 以上の通り、住居や施設などから駅やバス停へのアクセスが離れている場合「交通空白地帯」と定義しています。 2.交通空白地帯の現状 また、どの程度「交通空白地帯」が存在しているかを調査した調査報告書があります。) 対象:主要交通結節点1,028地点の内「交通空白」地点    →462地点(44.9%) 以上の通り、およそ45%の割合で「交通空白地帯」があり、その中でも早急に対策が必要な地域は252地点(24.5%)存在しているとの事です。 ※国土交通省「交通空白」リストアップ調査結果(概要)より 3.「交通空白地帯」解消への取り組み 「交通空白地帯」を解消するために、「乗り合いタクシー」として運用する事があります。 「交通空白地帯」内の各所に乗降場所を設定し、利用者は好きな時間に乗車予約を行ない利用するという、タクシーと路線バスを掛け合わせたような仕組みです。 弊社では「乗り合いタクシー」のシステムを構築して提供した事例もございますので、詳しい記事は改めてご紹介させていただきます。 以上、「交通空白地帯」についての基礎知識を簡単にご案内させていただきました。 ぜひご参考にしていただければ幸いです。 「交通空白」に関する課...

「mixway Package」とLINE活用で実現する住民サービスの3つの大きなメリット

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  いつも「mixway」をご利用いただき誠にありがとうございます。 近年、多くの自治体様で住民サービスのデジタル化が進められています。 その中でも、国内で最も身近なコミュニケーションアプリであるLINEを基盤とし、モビリティ総合アプリ開発サービス「mixway Package」のようなサービスを用いた住民サービスが注目されています。 今回は、LINEを窓口にした「mixway Package」を使って、まちづくり施策に活用できるアプリがもたらす主なメリットを、3つに分けてご紹介します。 メリット 1:使い慣れたアプリで住民サービスが完結し、利用ハードルを大幅に低減 新しい住民サービスを導入する際、利用者となる住民にとって最大の障壁となるのが「使い慣れない操作」や「専用アプリのインストール」です。 「mixway Package」は、日本国内で月間ユーザー数9,700万人(※1)と多くの方が利用しているの人口の約7割が利用していると言われるLINEをベースにサービスを展開します。 これにより、ユーザー側は使い慣れたLINEを利用できるため、心理的なハードルが大きく下がります。 ※1:2024年9月末時点(公式サイトより引用) 具体的な利便性は以下の通りとなります。 1. 新たな専用アプリのインストールが不要 2. 情報の閲覧や乗車予約・支払・クーポン提示まですべてLINE上で完結 これにより、スムーズに住民サービスを利用できるようになります。 メリット 2:「コスト効率」と「継続的な関係構築」を両立 自治体様側にとっても、LINE活用はメリットがあります。 それは、専用のアプリを開発・運用するよりも効率的で継続性がある点です。 1. 導入・構築コストの大幅な低減 デマンド交通を導入する場合、LINEミニアプリを活用することにより、一から専用アプリを構築するコストを大幅に削減できます。 また、開発や保守にかかるコストや、OSに依存する改修リスクも少なくなります。 2. 自治体専用のコスト優位性 LINE公式アカウントの地方公共団体プランを利用すれば、基本機能は無料で利用でき、無料・無制限でLINEでの住民とのコミュニケーションが可能です。 3. 効率的な集客と関係の構築 利用者が多いLINEを...

ポロクル2021年シーズン営業終了のお知らせ【11月14日(日)まで】

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いつも「mixway」をご利用いただき誠にありがとうございます。 2021年11月14日(日)をもって、札幌市シェアサイクル「ポロクル」の2021年シーズンの営業が終了します。 これにともない、2021年11月14日(日)から2022年シーズンの営業開始までの間、mixwayでもポロクルのポート情報(位置や自転車の台数など)をご確認いただくことができません。 利用者のみなさまには、あらかじめご留意いただけますと幸いです。 なお、ポロクルの2021シーズン営業終了の詳細は下記よりご確認いただけます。 【お知らせ】11/14(日)、2021シーズンの営業を終了します(ポロクル) ■関連リンク mixway(ミクスウェイ):複合経路検索サービス mixway API:MaaS提供者向けの複合経路検索API

ドコモ・バイクシェア仙台エリア 料金プラン改定のお知らせ

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いつも「mixway」をご利用いただき誠にありがとうございます。 2021年10月1日(金)より、ドコモ・バイクシェアの仙台エリア「DATE BIKE」にて、料金プランの改定が実施されます。 利用者のみなさまにはご留意いただけますと幸いです。 ■改定日時 2021年10月1日 0時 ※10月1日 0時をまたぐご利用については後日改定前の料金に補正されます。 ■改定後 1回会員 最初の30分まで165円、以降30分ごとに165円 月額会員 基本料金2,200円 最初の30分まで0円、以降30分ごとに165円 詳しくはドコモ・バイクシェア公式のお知らせよりご確認いただけます。 【仙台】料金プラン改定のおしらせ 今後とも「mixway」をどうぞよろしくお願いいたします! ■関連リンク mixway(ミクスウェイ):複合経路検索サービス mixway API:MaaS提供者向けの複合経路検索API