MaaS実証実験の成功の鍵!経路に応じた観光・フリーパス情報の出し分けとは

観光情報やフリーパス情報などの有益な情報をユーザーに提供してMaaS実証実験を成功に導く



地域の移動をシームレスにし、観光促進や地域活性化を狙う「MaaS」。

全国各地で実証実験が行われていますが、ユーザーにいかにして地域の魅力を伝え、周遊を促すかが共通の課題となっています。

単に「A地点からB地点への行き方」を案内するだけでは、移動して終わってしまいがちです。
そこで参考になる施策が、ユーザーの検索内容に応じた情報のパーソナライズ(出し分け)です。

今回は、「mixway Package」で実現できる経路検索に連動した効果的なプロモーションの工夫をご紹介します。

1. 発着駅・途中駅に応じた「観光情報」の提供

ユーザーが経路検索を行った際、その人が「どこから出発し、どこを経由して、どこへ向かうのか」という文脈を読み取り、最適な観光情報を検索結果画面に差し込むアプローチです。

■スタンプラリー等のイベント告知
検索されたルートの出発駅や途中駅が、地域で開催中のスタンプラリーの対象エリアだった場合、検索結果の画面上に「このエリアを巡るスタンプラリー開催中!」といったバナーを表示させます。

これにより、単なる通過点を「ちょっと降りてみようかな」という観光の目的に変えるきっかけを作ることができます。

■レンタサイクルなど二次交通の提案
到着駅の近くでレンタサイクルが提供されている場合、「駅前に着いたらレンタサイクルでお出かけ!」といった案内と詳細ページへのリンクをポップアップ等で表示します。

目的地からさらに足を延ばしてもらうための、効果的な二次交通の利用促進に繋がります。

2. 検索された経路に応じた「フリーパス情報」の提供

観光客にとって「自分の乗りたいルートで、どの企画切符やフリーパスが使えるのか」を調べるのは意外と手間がかかるものです。そこで、ユーザーが検索した具体的な経路情報を活用します。

対象エリアに合致したチケットのサジェスト ユーザーが検索した経路(利用するバスや電車の区間)が、地域で販売している「エリア路線乗り放題チケット」などのフリーパスの対象範囲内であった場合、検索結果のルート上に該当するフリーパスの案内バナーを表示させます。

「まさに今調べたこの移動で使えるお得なチケットがある」と直感的に伝わるため、デジタルチケットの購買意欲を大きく高めることができます。

さらに、乗り放題チケットを購入したユーザーは「せっかくだから他の場所にも行ってみよう」という心理になりやすく、結果として地域内の回遊率向上に大きく貢献します。

検索行動はユーザーモチベーション

経路を検索している瞬間は、ユーザーが「移動」や「その先での活動」に対して最もモチベーションが高まっているタイミングです。

この絶好のタイミングを逃さず、検索された駅やルートという文脈に合わせて、スタンプラリーやレンタサイクル、フリーパスといった情報をパーソナライズして提示することが、MaaSアプリや実証実験において利用者の行動変容を促すきっかけとなります。

これからMaaSの導入や地域交通のデジタル化を検討されている方は、ぜひ「移動のついで」を的確にユーザーに提案できる仕組みを「mixway Package」で取り入れてみてはいかがでしょうか。