「1時間に1本のバス」から解放!予約型デマンド交通がもたらす利便性とは

デマンド交通で公共交通の長い待ち時間を削減



地域や郊外での移動で、バスが1時間に1本しかなくて困ったという経験はありますか?

あらかじめ決められたダイヤに合わせて行動しなければならない従来の公共交通機関は、時に待ち時間が長くなってしまう事があり、移動自体をあきらめてしまう、というパターンも考えられます。

そこで現在注目を集めているのが、「デマンド交通」という新しい交通システムです。

今回は、本ブログでもたびたび出現する「デマンド交通」について改めて解説し、デマンド交通がもたらす待ち時間削減の効果と、それが公共交通全体の利用促進にどうつながるのかをご紹介したいと思います。

改めてデマンド交通をおさらい

決まった運行ダイヤを持たず、利用者の予約やリクエストに応じて柔軟に配車されるバスやタクシーなどの交通手段です。

スマートフォン等から「行きたい場所」を予約するだけで、タクシーのように手軽に利用でき、バス停での長い待ち時間を削減できます。

地域の移動を便利にし、免許を返納された高齢者などマイカーに頼らない公共交通の利用促進に貢献する新しいモビリティとして注目されています。

待ち時間の削減が「公共交通離れ」を食い止める

待ち時間が少なく、柔軟に移動できるデマンド交通の導入は、「マイカーに頼らなくてもスムーズに移動できる」という実感を利用者に与えます。

これまで「バスを待つくらいならいっそ移動しない」と考えていた層も、デマンド交通が身近にあれば、「これならいつでも行ける」と行動を変化させる可能性があります。

つまり、デマンド交通による待ち時間の削減は、単にその乗り物が便利になるだけでなく、地域全体の公共交通の利用促進に大きく貢献する可能性を秘めているのです。

デマンド交通をスムーズに案内するシステムの重要性

こうした便利なデマンド交通をより多くの人に利用してもらうためには、経路案内アプリなどで「他の交通手段とシームレスに検索できる仕組み」が重要になります。

たとえば「mixway API」のような経路検索の仕組みを活用すれば、鉄道や路線バスといった従来の公共交通と、運行ダイヤのないデマンド交通を組み合わせたマルチモーダルな経路や所要時間を一つのアプリ上で探索できます。

「駅からデマンド交通のポートまで歩いて、そこから乗車する」といったドアtoドアの経路が簡単にわかるようになれば、ユーザーは迷うことなく新しい移動手段を選択できるようになります。

まとめ

「待ち時間」という移動の大きなボトルネックを解消するデマンド交通は、これからのモビリティサービスに欠かせない存在です。

利便性の高いアプリやシステムを通じてデマンド交通へのアクセスを容易にし、誰もが快適で自由に移動できる社会の実現を目指していきましょう!